農業生産と発電で太陽光を共有する 未来型農園事業に取り組んでいます
ソーラーシェアリングとは農地の高所にソーラーパネルを設置し、日射量を調節しながら農業生産と発電で太陽光を共有する手法です。発電で得られた電気は、自ら使う他に売電もできるため、エネルギーコストを下げながら収益を積み上げることも可能です。様々な農法と組み合わせやすく、環境にやさしい、持続可能で効率的な農園運営を実現する新しい農業の形として注目されています。
土壌乾燥防止作物葉焼け・実割れ防止
直射日光を遮り炎天下での作業が楽に
冬季、霜の被害から作物を守る
日差しの調整による収穫量の安定化
養液栽培とは、肥料を水に溶かした培養液で作物を育てる方法で、①ポットやコンテナ内の土に培養液を与える②培養液の中で根を育てる水耕③土の代用品となるものを利用した固形培地耕④根に培養液を噴霧する噴霧耕 の4つがあります。ソーラーシェアリングと組み合わせて、水やりと施肥にはシステムで管理された自動潅水装置を使うことが可能です。
菌床栽培は、菌床に菌種を入れて主にハウス内でキノコやキクラゲなどを育てる栽培法です。菌床栽培は暗室で行うので、太陽光パネルを隙間なく設置でき、蓄電器と組みわせることでその電力を夜間の照明や温度・湿度管理の機器に利用することが可能です。キノコ類は天候の影響も受けにくく採取量も安定しており計画栽培しやすいため、初心者でも取り組みやすい農業手法です。
ソーラーシェアリング下で養蜂を行うメリットは大きなところで以下の3点があげられます。①強すぎる日差しをカットできる巣箱の温度上昇を回避すると同時に作業者にとっても日陰で快適に作業を行える
②風雨から蜂を守ることができる巣門から雨水が侵入しにくいことでカビやダニの発生の可能性を減らせる
③分蜂群が遠くへ行かない架台を活用して周りを防風ネットで囲うことにより、蜂群を見失うリスクを減らせる
養液栽培や菌床栽培以外にも、伝統的な農業手法である「土耕栽培」、水産養殖と作物栽培を同時に行う循環式栽培システム「アクアポニックス」などもソーラーシェアリングとの親和性が高く、様々な作物への応用が進められています。
地下水、ミツバチ、自動水やり等環境に優しく様々な技術を駆使した無農薬農法